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父と会い、そして4年ぶりの実家帰省

金沢に帰ってきました。

私の実家には叔母(父の姉)がいます。
短大を卒業して家を出たのも、その叔母との折り合いが悪かったから。
実家には出入りはしていましたが、4年前のお正月に帰省した時に
何か癇に障ったことがあったようで、叔母が突然激怒し、
それ以来、外で父に会うことがあっても一度も実家に帰っていないし、叔母とも一度も会っていませんでした。

ずっと気がかりだったし、自分の生まれた家。
それなのに帰れない状況は辛かったし、なかなか素直になれない自分もいました。
父を1人金沢に残し、その父の面倒を見てくれているのに
感謝の「か」の字も出ないのです。

ヒーリングを通して、自分を俯瞰してみることもできるようになり
今まで気づかなかったこと、許せなかったことも許せたり、
両親に対して感謝の気持ちが芽生えたりと、自分自身に大きな変化があるのにも関わらず、
叔母に対しての気持ちだけは、どうしても変えることができずにいました。

それが父の病気をきっかけではありますが、
4年ぶりに実家に行き叔母との対面を果たしました。

何事もなかったように・・・・とはいきませんでした(笑
叔母もなかなかの頑固者で、過去のことはすべて吐き出してきました。

しかし。叔母から、
「これまではこれまでだけど家族として力合わせて仲良くしよう」と言ってくれました。

ひとまず、叔母との関係、そして実家に足を踏み入れるということに対しては、
4年という長きに渡ってのわだかまりを父の病をきっかけに、
ほんの少しだけ吹き消すことができました。

そして、父に会いましたが、見た目は普通に元気だし、良くしゃべること(笑

本人は「癌であることは3年前から知っとったけど何もせんかったんやぁ」と言っていて、治療して治るもこのまま命を落とすも、どっちに転んでも致し方ないというのです。。。

私たち娘に頼れなかったのだろうと、なんでもっと早くに言ってくれなかったのかと悔やんでも悔やみきれない。
とはいえ、諦めるわけではないので、前向きに治療に専念してほしいと思っています。

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  1. 安田朱里
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